香港留学ビザ基本情報

香港留学にはビザが必要?

香港留学では、滞在期間が90日を超えるかどうかでビザの要不要が分かれます。

・香港滞在期間が90日以内の人は不要

香港の滞在期間が90日以内の場合はビザの申請は必要ありません。ただし、現地での滞在延長申請はできませんので、ご留意ください。

・香港滞在期間が91日以上の人は必要

香港滞在期間が91日以上の方は、渡航前にビザの申請が必要となります。また、香港に長期滞在(最長1年間)して観光、勉強、アルバイトを経験できるワーキングホリデービザも渡航前に申請が必要です。

香港留学で申請するビザの種類

香港留学で申請するビザは、学生ビザとワーキングホリデービザの2種類です。学生ビザは認可を受けていない学校では発給されませんのでご注意ください。

ビザの種類 学生ビザ ワーキングホリデービザ
滞在期間 90日以上 最長1年間
学校/就学条件 認可を受けている学校 累計6ヶ月以内
就労条件 条件付きで可、学校の承認必須 同一雇用主のもとで6ヶ月以内

香港留学における学生ビザの申請方法

香港留学のビザの申請は香港特別行政区政府入境事務所で行いますが、日本には出先機関がないため、香港特別行政区政府入境事務所への郵送か日本にある中国ビザ申請センターまたは領事館経由で手続きを行います。留学先の大学や語学学校でビザの取得を代行してもらえる場合もありますので、事前に留学先の学校にご確認ください。また、ビザの申請方法や申請必要書類は変更されることがありますので、事前に最新の情報を香港特別行政区政府入境事務所のウェブサイトでご確認ください。

学生ビザの申請方法と申請場所

・中国ビザ申請センターまたは領事館に申請書類を提出する

日本に3か所ある中国ビザ申請センター(東京・大阪・名古屋)または最寄りの領事館(長崎・福岡・札幌・新潟)で申請します。
申請方法は変更されることがありますので、事前に最新の情報を中国駐日大使館のウェブサイト中国ビザ申請センターのウェブサイト等でご確認ください。
・中国ビザ申請センター(東京)
〒135-0063
東京都江東区有明3-7-26有明フロンティアビルB棟12階
管轄地域:関東1都6県、長野県、山梨県、静岡県
・中国ビザ申請センター(大阪)
〒541-0059
大阪市中央区博労3-3-7ビル博丈9階(旧ORE本町南ビル9階)
管轄地域:近畿2府4県、中国・四国地方(山口県を除く)
・中国ビザ申請センター(名古屋)
〒460-0003
名古屋市中区錦1-5-11名古屋伊藤忠ビル4階413号
管轄地域:東海3県、北陸3県

・香港特別行政区政府入境事務所に申請書類を郵送する

郵送先:Receipt and Despatch Sub-Unit, Immigration Department
2/F, Immigration Tower, 7 Gloucester Road, Wan Chai, Hong Kong
ホームページ:https://www.immd.gov.hk/

学生ビザの申請に必要なもの

・ビザ申請書(ID995A、ウェブサイトよりダウンロード)
・パスポート原本とコピー(顔写真のページ)
・証明写真(5.0cm×4.0cm以上、5.5cm×4.5㎝以下)
・学校の入学許可書の原本とコピー
・財政証明書(銀行の英文残高証明書、奨学金の通知書等)
・ビザ申請料:申請料は$230です。留学先の学校が代行申請をしくれる場合、その他手数料がかかります。日本で中国ビザ申請センターを通して申請した場合11,000円~20,000円かかります。

香港留学におけるワーキングホリデービザの申請方法

ワーキングホリデービザの申請条件や必要書類は変更されることがありますので、最新情報は香港特別行政区政府入境事務所のウェブサイトでご確認ください。

ワーキングホリデービザの申請条件

・日本国籍を有し日本に居住し有効な日本国パスポートを有すること
・ビザ申請時に18歳以上30歳以下であること
・休暇を主な目的とすること
・滞在期間中の生活を維持できる十分な資金($20,000以上)を所持していること
・日本帰国の航空券を所持または購入資金を所持していること
・香港滞在期間をカバーする海外医療保険に加入していること
・健康であり健全な経歴を有し、犯罪歴がないこと
・以前に香港ワーキングホリデービザの発給を受けていないこと
・扶養家族を同伴しないこと(被扶養者にビザが発給されている場合を除く)

ワーキングホリデービザの発給定員と申請料

ビザ発給定員は年間1,500人で、発給は先着順です。また、申請料は無料ですが、発給料に$135かかります。日本で中国ビザ申請センターを通して申請する場合、5,000円かかります。

ワーキングホリデービザの申請方法

学生ビザの申請と同様、香港特別行政区政府入境事務所に郵送または香港在住者に提出依頼、もしくは日本にある中国ビザ申請センターまたは領事館経由で手続きを行います。

ワーキングホリデービザの申請方法と申請場所

・中国ビザ申請センターまたは領事館に申請書類を提出する

学生ビザの申請と同様に、日本に3か所ある中国ビザ申請センター(東京・大阪・名古屋)または最寄りの領事館(長崎・福岡・札幌・新潟)で申請します。
申請方法は変更されることがありますので、事前に最新の情報を中国駐日大使館のウェブサイト中国ビザ申請センターのウェブサイト等でご確認ください。

・香港特別行政区政府入境事務所に申請書類を郵送する

郵送先:Employment and Visit Visas Section, Immigration Department 24/F, Immigration Tower, 7 Gloucester Road, Wan Chai, Hong Kong
ホームページ:https://www.immd.gov.hk/

ワーキングホリデービザの申請に必要なもの

・ビザ申請書(ID940A、ウェブサイトよりダウンロード)
・パスポート原本とコピー(顔写真のページ)
・証明写真(5.0cm×4.0cm以上、5.5cm×4.5㎝以下)
・海外医療保険の証明書
・財政証明書($20,000以上、銀行の英文残高証明書等)
・往復航空券のコピー(帰国便の航空券未購入の場合は、その購入資金として10万円を上乗せした預金残高証明書が必要)

学生ビザ、ワーキングホリデービザ取得後、現地で必要な手続き

香港では180日以上滞在する場合、香港IDカードの携帯が義務付けられています。香港IDカードの申請は、ビザの取得後30日以内に入境事務処(イミグレーションオフィス)で行います。

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