QcueZの留学カウンセラーです!
日本から遠く離れた海外に行くと人も環境もガラリと変わってしまうので、誰しもが孤独や寂しさを感じるものです。
デンマークに留学されたMinaさんが自身の経験とその克服方法を伝授してくれました!ぜひチェックしてください!
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Hi!デンマーク留学中のMinaです!
日本も本格的に寒くなってきた頃でしょうか…。デンマークはがち寒です。防寒100%してても寒い。
これからの時期が怖いです笑
さて、今回はちょっと暗い話?
留学先でつらいことに遭遇したとき、わたしがどうやって乗り越えたかについて書いていきます。
まだ留学中だしつらいことはちょくちょくあるので、わたし自身「完璧に乗り越えられたぜ!」ってかんじではないのですが、とりあえず3ヶ月を振り返ってつらかった時期の話とどの様に乗り越えたかを書いていきます。
留学先でトラブルが起きてつらい。
人間関係がうまくいかない。
日本が恋しくなってしまってつらい。
などなど、留学先で悩んでいる人って多いと思います。
どんなにFacebookやinstagramで充実した留学生活をアピールしていても、実際留学先でうまくいかずに悩んでいない人なんて少数派だと思います(短期・語学留学は除く)。
また、留学先でホームシックにかかる人も多いようです。
(私の場合、結論から言うとホームシックにはなりませんでした。今まで一度も「日本が恋しい!日本食~!」となったことはありませんが…)
私がそういうことに強いからという理由ではなく「親にお金払ってもらってきてるのにそんなこと言ったら親不孝だ」という考えが強く、気を張って いたからだと思います。どんなにつらくても、その状況を投げ出して日本に帰ったら自分が一番後悔するということもわかっていたので日本に帰りたいと本気で思ったことはありません(人によってはどうしようもなくつらいから一時帰国するとかもありだと思いますが、わたし個人的には帰国したいと思うことはないです。あくまで私の個人的な考え方です!)。
しかしホームシックにはならなかったとはいえ、私自身、留学先でつらい思いをしたことがあります。
8月からデンマークの大学に勉強をしにやってきて、つらいことと楽しいことはだいたい6:4くらいの割合でした。
楽観的とは言えない自分の性格もあって考え込んでしまうこともあり、つらいと思うことのほうが多かったように思います。
中でも特に本当につらかったことのエピソードと、それを乗り越えた方法についてお話ししたいと思います。
11月に入って勉強するコースが変わり、クラスメートも雰囲気も先生も学ぶ内容も変わって、変化に順応するのに時間がかかるわたしにとってはそれだけでもちょっと大きすぎる変化で大変だったのですが、そのコースでの学習内容がすごく難しく感じられて(実際難しかったのだけど、この時はさらに新しいコースのシステムや雰囲気に慣れることにも消耗していたのでそれも加わって大変に感じられた)、かつグループワークがメインとなって進んでいく授業だったので英語ペラペラ、前のモジュールからそのコースを取っているお姉さん方と同じグループになった私は状況の変化と自分が今まで全く勉強したことのないことに対してグループワークという形で取り組んでいかなくてはならないという状況に圧倒されて、またどこまでやりこめばいいのかもわからないアサインメントをこなしながら精神的に余裕のない日々を過ごしていました(先生に関してもちょっといろいろ問題があったのだけれど、ここでは割愛)。
やることがたくさんあるけれどどこから手を付けて、どこまでやりこめばいいのかわからないアサインメント、アカデミックで自分の専門とはまた別の内容、あまりよく知らないグループのメンバー、毎回の授業やグループでのディスカッションで話さなければならないというストレス、時差のなど関係で日本の家族や友人に相談したり愚痴れない環境…プレッシャーやストレスに弱い私にとって、軽く鬱になってしまうような条件は整っていました。
この時の私をめちゃくちゃ悩ませたのは、「劣等感」。
これはどうしようもなかったです。外に出れば、みんな英語を流ちょうに話しています。それに加えて勉強もできる(論文の組み立て方とか、アカデミックな英語とかを知っている)人たちばっかり。そんな人たちと比べては「わたしは英語もヨーロッパから来ている留学生やデンマークの人たちみたいにうまく話せないし、英語でまともな論文やリサーチをしたこともないからだめだなあ」と感じて落ち込んでしまうことも多かったです。自分1人が困るだけならそこまで落ち込むこともないのですが、グループワークが多いなかで、自分が至らないばかりに他の人に迷惑をかけているんじゃないかとか、そんなことを考えては劣等感に押しつぶされそうになっていました。
そしてこの状況で何が起きたかというと…
先生が、いきなり授業中に「生徒の参加率が悪いからといって追加のアサインメント(個人ワーク・グループワーク)を課す」といってきたのです。
実際は参加率に関して言えば他のコースよりは全然いいものだったのですが、先生は20人いたら20人全員がアクティブじゃないと満足できないって感じみたいでした。この発言とその後のディスカッション、そしてさらに増えた課題に対してわたしのストレスレベルは限界まで達してしまいました。
その一週間は、どこまでやったら満足して「終わり!」といっていいのかわからなかったし(哲学をちゃんと理解できているのかいないのか、自分では判断できない・プレゼンの準備は完璧を目指せばどこまでも時間と労力を費やすことになる)、新しいクラスメートとのグループワークにもなかなかついて行けず本当につらかったです。グループワークでなかなか発言できず自分がいやになったことは数え切れないくらいあるし、どこまでやったらいいのかわからない課題に圧倒されてそれだけに何時間も費やして全く外出できなかったり、友達と会っておしゃべりするのも楽しめない、家族や彼氏との連絡にも気が乗らなくなってしまっていました。今思えばそんなにたいしたことでもなかったように思うけど、そのときは本当につらかったです。本当に、毎日泣いてたり、すごい眠気に襲われてかつあまり食欲も出ず、勉強しているか泣いているか寝ているかのどれかというかんじでした(文章にしてみるとすごく鬱感漂いますね…)。そんな状態が1週間ほど続き、「がちでわたし鬱になってしまったのか…?」と思いはじめた頃にわたしがしたことは、
1. 家族に話す
私の場合、家族の中でもやっぱりきついときに頼れるのは母でした。こちらが夜中、向こうが朝で忙しい時間だったにもかかわらず、電話してつらいことを訴えたこともありました。困らせたくない・心配させたくないという気持ちがあったために今までは弱音も吐いていませんでしたが、「心配させたくなくて言ってこなかったけど本当はつらいこともある」と言ったら「頑張ってるのわかってるから大丈夫。帰ってきてもいいんだよ」と言ってもらえ、なんだか救われた気分になりました。
2. 友達の前で思いっきり泣く
また、私の様子を心配した友達が私の部屋を訪ねた際に「How are you?」と心配そうに聞いてくれ、そのまま少し話を聞いてもらってお互いの悩みを相談し合って泣いたこともあります。泣くって行為はストレス発散にとてもいいと思います。でも、1人ではなく誰かと一緒にいるときに泣いたほうがすっきりして前を向こうという気持ちになれます(友達には迷惑な話かもしれませんが(笑))。
3. インターナショナルコーディネーターに相談
交換留学であれば、留学先と自分の大学でそれぞれ留学生を補佐してくれる役割にいる人がいるはずです。私はインターナショナルコーディネーターと呼んでいますが、その人に自分の現状と体調のことを相談したところ、「日本人は特にデンマークの気候に慣れていないのもあって気がめいっちゃう人も多いから、ビタミンD錠剤を摂取するといいよ」と的確なアドバイスをいただきました。実際にそれで眠気とだるさに襲われていた身体も回復しました。
そんなこんなでなんとか人に支えられてつらい時期を乗り越えることができました(まだまだつらいことは降りかかってくるかもしれないけど)。
もし支えてくれる人が少なかったら、私はこのつらい時期を乗り越えられていなかったかもしれません。
留学中は特に孤独になる時間が増えるので、そこで押しつぶされてしまう人も多いのではないかと思います。
私から、留学がつらいと感じている人にアドバイスするとしたら「人に頼りまくれ」ということです。かっこつけずに周りの人に助けてもらうことが大切だし、それで心の距離を近づけられたりもします。
もちろん、助けてもらったらちゃんとお礼もして元気になった姿を見せるのも忘れずに…!
それでは今日はここまで!最後まで読んでくださりありがとうございました。
それでは~!
ブログ裏話:明日からベルギーでインターンです!ワクワク!!