シンガポール留学にはビザが必要?
シンガポール留学では、滞在期間が30日を超えるかどうかでビザの要不要が分かれます。
・シンガポール滞在期間が30日以内の人は不要
シンガポールの滞在期間が30日以内の場合はビザの申請は必要ありません。ただし、マレーシアなどから陸路でシンガポールに入国される場合は滞在可能期間が14日間となりますのでご注意ください。
・シンガポール滞在期間が31日以上の人は必要
シンガポール滞在期間が31日以上の方は、ビザの取得が必要となります。日本でもシンガポールでも申請可能です。
シンガポール留学で申請するビザの種類
学生ビザ(Student Pass)
フルタイムで語学留学や大学への正規留学または交換留学をされる方は学生ビザ(Student Pass)を申請します。学生ビザは政府が認定する学校にのみ発給されます。滞在期間は学校での就学期間となっており、学生ビザで語学学校へ通う場合アルバイトは認められていません。
ワークホリデーパス(Work Holiday Pass)
ワークホリデーパス(Work Holiday Pass)は、最長6ヶ月滞在でき、語学学校に通いながらアルバイトやインターンシップを経験するなど自由なシンガポール生活を送れます。学生ビザで入国した後、現地でワークホリデービザに切り替えることも可能です。
シンガポール留学における学生ビザの申請方法
シンガポール入国管理局(ICA)のサイトでオンライン申請します。シンガポール到着30日前から申請できます。留学先の学校から申請手順についての案内がありますので、その手順に沿って行うとよいでしょう。また、シンガポール大使館がビザ手続きを委託した代理店を通して申請することも可能です。(ビザ代理店についてはシンガポール大使館のサイトをご覧ください。)
学生ビザの申請方法
1.留学先の学校からSOLAR No.が送られてきたら、ICAのサイトにログインしオンライン申請をします
・案内にしたがって必要事項を入力しオンライン申請フォームeForm16(およびeForm V103)を作成、提出します
・申請手数料(申請費用$30とシンガポールパス発行費用$60の計$90)もオンラインで支払い可能です
2.学生ビザの許可書(IPA Letter)が学校から送付されます
(シンガポール入国の際、入国審査時にIPA Letterの提示が必要です)
3.現地ICAでのビザ受取日の予約をICAのe-Appointmentで行います
4.シンガポール到着後、現地ICAオフィスにて必要書類の提出、学生ビザを受け取ります
学生ビザの現地受取時に必要なもの
・eForm16(およびeForm V103)を印刷し、署名したもの
・IPA Letter
・パスポート原本とコピー
・パスポートサイズの証明写真(背景白色)
・ビザ申請手数料$90(オンラインで支払い済みの場合は不要)
シンガポール留学におけるワークホリデーパスの申請方法
シンガポール人材開発省(MOM)のサイトでオンライン申請します。申請から取得までには3週間ほどかかり、許可書を取得してから3ヶ月以内に渡航する必要があります
ワークホリデーパスの申請条件
・日本に居住する日本国民であること
・18歳以上25歳以下であること
・日本・オーストラリア・フランス・ドイツ・香港・オランダ・ニュージーランド・スイス・イギリス・アメリカの大学(各国政府に認可されている大学)に在学または卒業していること
・大学在学中の方は入学後3ヶ月以上経過していること
ワークホリデーパスの発給定員と申請料
ビザ発給数は常時2,000名までで、同時期に2,000を超えるとビザの発給ができないようになっています。(年間2,000人までというわけではありません)また、申請料は$175です。
ワークホリデーパスの申請方法
1.MOMのサイトで案内にしたがって必要事項を入力しオンライン申請フォームを作成、提出します
・英文の在学証明書または卒業証明書、パスポートのコピーが必要です
2.約3週間後に就労ビザの仮の許可書(IPA)がメールで送付されます
・IPA取得後、3ヶ月以内にシンガポールへ渡航します
3.現地MOMオフィスでの申請日のオンライン予約をMOMのサイトで行います
4.シンガポール到着後、現地MOMオフィスにて必要書類の提出、顔写真と指紋採取などの申請手続きを行います
5.約4日後にワークホリデーパスが発給されますので、郵送または窓口で受け取ります
・ワークホリデーパスでの滞在期間は、現地での申請手続きが終了した時点から6ヶ月間となります
ワークホリデーパスの現地申請時に必要なもの
・ワークホリデーパス申請書一式
・予約表
・パスポート
・パス申請料$175(クレジットカード支払い)