QcueZの留学カウンセラーです!
欧米に長期で留学したいけれど金銭的には少し余裕がない、そんな方におすすめしたいのが2ヵ国留学です。
アイルランドとフィリピンの2ヵ国留学に挑戦された留学生の方が、ご自身の留学体験を比較して感じたことをシェアしてくれました!
ぜひチェックしてください!!!!!
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こんにちは。また1週間が終わりましたねー。とにかく時間が過ぎるのが早いです。
本日は「これから留学をしたいなぁ」と思っている、留学DRIVEブログの読者の皆さんに向けて、アイルランド留学と、以前、世界一周の1ヵ国目に訪れたフィリピンでの語学留学を、どこがどんな風に違うのかを比較することにしました。
おそらく留学DRIVEのブログの読者の皆さんは、これから留学をしたい!と思っている方が多いのだと思います。
なので、留学先を選ぶのにぜひ参考にしていただけたらと思います!
アイルランド留学とフィリピン留学の違い
①語学学校について
②生活環境について
③費用について
④こんな人にはこちらの国を!
本題に入る前に基本情報をお伝えしておきます!
~ともよのフィリピン留学 基本情報~
期間:3週間 2015年8月3日~2015年8月29日
授業時間:1日8時間 週5日 週40時間 計120時間
滞在先:学校の寮(3食付)
場所:イロイロ島←首都マニラから飛行機で1時間15分
~ともよのアイルランド留学 基本情報~
期間:12週間 2018年3月11日~6月1日
授業時間:1日4時間 週4日 週16時間 計192時間
滞在先:ホームステイ&ルームレンタル
場所:ブレイ←首都ダブリンからバスで40分
①語学学校について
1番気になるのが語学学校ですよね。
どこから書き始めたらいいのか・・・というぐらい、まったく違います。
【授業スタイルについて】
では、まず、授業スタイルについて。
フィリピン留学では、1日8時間授業をとっていました。
そのうち2時間が4人でのグループレッスン、6時間が個別塾のような、マンツーマンでの個別スタイルでした。
1コマ50分の、10分休憩…だったような?気がします。
これが私の1日の授業です。
朝は8時に授業が始まり、4時に終わります。結構ハード。
各先生が宿題を出した日は大変です。毎日遅くまで学校で勉強していました。
一方、アイルランドでは、1日4時間。
1時間目が9時~11時、30分休憩があり、2時間目が11時半~13時半、そうです、2時間ぶっ通し授業が2コマです。
ちなみに、私の学校には、誰でも参加OKの1時間のフリークラスが週に3つあるので、それに参加することもあります。この時点で全然違いますよね。
【授業内容について】
こちらもまったく違います。
フィリピンでは、1日の各授業が、リーディング、スピーキング、リスニング、ボキャブラリー、グラマー、と、分かれているのに対し、アイルランドでは使う教科書は1冊。1つのユニットが約1週間で終わるようになっていて、日によってフォーカスする内容が違います。
今からある1週間の授業内容をざっくり紹介します。
先週のテーマは「STUFF!(物)」
月曜日は1時間目にライティングとまとめのテスト、2時間目はリーディング中心の内容でした。
買い物依存症と、ミニマリストの2人の生活スタイルに関する話を読んで、ディスカッションするという内容。
火曜日は1時間目に文法(関係代名詞)と2時間目に、語彙とリスニング。
電子機器の使い方説明をしている人の話を聞いて、どの電子機器なのかを推測したりという内容。
水曜日、この日はQuantifiers(数量)の学習。
many much some enough a fewとかです。
数えられる名詞につけるもの、数えられない名詞につけるものの分け方はもちろん、ネガティブなイメージのときに使う、ポジティブなイメージのときに使う等も学習。
その後、「砂漠、山、フェスに行くときの持ちもの」についての話を聞いて、穴埋め、問題を解きました。
2時間目は「これがなきゃ生きていけない!」というものの話が書いてあるパラフラフを読み、ディスカッション。
スピーキング中心の授業です。
木曜日、1時間目はDescribing everyday objects(毎日使っているものを言葉で述べる)というで、例えばハサミだったら「それは金属でつくられていて、ものを切るときに使います。」のように物を説明をするときの語彙やことばについて学習。
2時間目はライティング。4つのお礼に関するメールや手紙を読んで、フォーマルかカジュアルかを読み取り、関係性に合った言い回しや書き方を学ぶ授業でした。
この5ページと文法のページ+先生のプリントちょっとで、1週間が終了です。
そして、月曜日には前の週勉強したことに関するリーディング又はスピーキングの評価があります。2つのユニットが終わった週は、まとめのテストも月曜日にあります。そのため、ついていくのに必至な私は祝日も3時間以上は勉強している気がします・・・
今週は、「自分が旅行に行くときの持ち物についてを2分で説明」というテーマ・・・。
何を「どのくらい」持っていくかを説明する中で、数量を表す単語をたくさん使え!ということです。。。
フィリピンでは、「世界一周するのに役立つ英語を」という勉強する目的も違ったので、学習するスタイルも違いました。
個別のいいところは、リクエストに合わせてもらえること、レベルに合わせてもらえるところです。
しかし、この特徴をうまく生かせないと失敗する、というリスクがあります。(私は失敗した人の一人です。)
それから、アイルランドでは、とにかく「ディスカッションして!」「ペアでまず答え合わせをして!」など、
強制的に話す環境にもっていかされます。
というか、そもそも使っているテキストが「いろんな国の人が集まる語学学校」用になっていて、テーマがディスカッションありきなものが多いです。
【先生について】
フィリピンの先生たちはとっても若くて、8人中、当時の私(27歳)よりも、若い先生が4人もいました。
もちろんベテランの先生もいます。←グループレッスンの先生はベテランの先生でした。
年の近い先生たちはとってもフレンドリーで、一緒に飲みにいったりも。
感覚的には、本当に日本の個別塾にバイトで来ている大学生の先生。みたいな感じでした。
フィリピンはアメリカ英語なので、アメリカ英語を学習してきた日本人にとって、先生の話す英語はとても聞き取りやすいです。
↑二人とも23,4ぐらいだったと思います。
(私若いな。食事があわなかったから痩せてるしw)
一方アイルランドの私の学校の先生は、年上の先生ばかり。
生徒とも、そこまで距離が近いわけではありません。でもとても優しいです!
2コマしか授業がないので、フリークラスをとらないと、2人しか先生に出会えないという可能性もあります。
その反対で、フィリピンには8人も私の先生がいました!
アイルランド出身の先生がほとんどですが、イギリス出身の先生もいらっしゃいます。
【生徒について】
これは最も異なります。フィリピンの学校は90%が日本人でした。
8月ということで、学生の夏休みとかぶっていたのも理由でしょう。
私がいた学校は、首都マニラから遠く割とマイナーなところだったのですが、そこでさえ日本人ばかりだったので、きっとマニラの学校はもっと若い学生たちが多かったのではないかと思います。
あとの10%中、8%が韓国人、残り2%が台湾人という感じでした。
私は韓国人の学生と同じ部屋でしたが、同じアジアなだけあって、文化も習慣も似ています。
一緒に住んでいて困ることや、驚くことはありませんでした。
それは遊びに行くときも、生活していく中でも同じで、一緒にいて居心地がよかったです。
そしてみんな勉強熱心で、学習意欲を失われることはありませんでした。
アイルランドはといいますと、世界各国から留学生が集まります。
一番多いのはブラジル人。各クラスに3人か4人はいます。次に日本人が多く、次がイタリア人ですかね?
今現在で、スペイン、フランス、スイス、チェコ、サウジアラビア、中国、台湾、韓国、チリ、ロシア、からの留学生に出会いました。
ここで発生する問題が発音です。日本語人がRとLの発音に苦戦するのと同じように、英語を話していたとしても、どうしてもみんな自分の言語に引っ張られます。
私もスペイン人のクラスメイトに「ともよのRは常にLだよ!」とたまに発音を指摘されます。
日本人にとっては、イタリア人の話す英語が聞き取りにくかったり、お互いコミュニケーションが難しいこともあります。
それから、日本人はアメリカ英語を習ってきているので、使う単語や知ってる単語が異なることもあります。
そんな中、韓国の子と話すとお互い理解もできて、割とスムーズに会話ができていることに気が付きました。
アジア勢は知っている語彙が似ているのだと思います。
それから、習慣の違いに驚くこともあります。毎回、全員そろって授業をスタートしたことはありません。
休み時間後、時間通りに席に着かないのも普通です。
考え方の違いに、むー!!となることもあります。
いつ勉強してるの?と思うほど、遊びまくっている子もいますし、お金を稼ごうと仕事に忙しい子もいます。
そんな習慣の違いや考え方の違いを授業でも、そのほかの時間でも、ディスカッションすることが多いです。
おかげで、新しい音楽を知ったり、面白い祭りを知ったり、おいしいものを知ったり。
私はこの時間がたまらなく好きで、それはもう本当にワクワクです。
これは、フィリピン留学ではあまりなかった楽しみだな、と思います。
アイルランド留学とフィリピン留学の2カ国留学は最低価格保証のアイルランド留学DRIVE
②生活環境について
まず、フィリピンでは、学校近くの寮に住んでいました。
ほとんどの生徒がみんな寮で、ホームステイ体験もできるようでしたが、している人はほとんどいませんでした。
確か夜12時ごろまで学校の食堂や自習室で勉強ができたと思います。食堂↓停電中)
ただ、女子寮が学校と少し離れていて、野良犬に合うのが怖くてみんなが帰るときに一緒に帰っていました。
8月に行きましたが、気温は過ごしやすかったと思います。
あぁ、でも、台風が来たこともありました!笑 水没するかと思った笑↓
私が選んだ学校は、フィリピン留学の中でも確か一番安い学校だったので、
寮はしょっちゅう断水したり、シャワーから茶色い水が流れてきたりして、えー!と思うこともありました。
今は改善されていると思います。。。
それでも私は生活環境にそんなにこだわりがなかったので、大丈夫でした。
むしろ世界一周一か国目で心が鍛えられました。笑
食事も3食ついていましたが、お口に合うかはあなた次第♪食堂↓
スーパーも近くにあるので、お菓子やフルーツやアイスも買えます。
すこし歩けば、ローカルなマーケット(野菜や肉を売っている)場所もありました。
自炊する環境がなかったのであまり買い物には行きませんでしたが、見て周るのはおもしろかったです。
おいしかった謎の紫アイス↓
近くのカフェの青いマンゴースムージーがおいしい思い出!
もちろん、フィリピンの本物のマンゴーも激うまです!
ただ、屋台の食べ物は食あたりする確率が高いので要注意です。
ジュースの氷にあたることがしょっちゅうなので、気を付けてください。
だいたい、休日も自習していましたが、海に行ったり、マッサージに行ったりもしました。
交通手段は、タクシーか、循環バスのようなジプニー。
タクシーはぼったくられる可能性があるので、ほとんど使いませんでした。
何度か乗れば、乗り方も分かります!大丈夫です。
寮の食事に飽きて、ジョリービーという、フィリピンの大人気ファストフードや、ピザハット、スタバなどにご飯を食べに行ったりも。
(めっちゃ痩せてる・・・・)
何度も言いますが、私が選んだ学校は、フィリピン留学の中で最も安い学校だったので、寮もそれなりでした。
しかし、マニラの語学学校など、金額次第でいくらでも水準は上げられると思います。
そうすると、フィリピンで生活に困ることはほとんどないと思います。
アイルランドが寒いので、今はフィリピンの暑さが恋しいくらいです。。。
一方アイルランドですが、ATCの学校の寮はめちゃめちゃキレイです。
キッチンは共有になります。ただ、寮に住んでいる人の割合はかなり少ないです。
だいたいがホームステイか、別でシェアハウスを借りたり、個人的に部屋を借りたりしています。
電車もバスもあるので、どこにでも行けます。
ホームステイは3食ついていますが、自炊してもそんなに高くなりません。
ただ、外食は異常に高いです。
ダブリンではなく,Brayの学校ですが、周りにスーパーもありますし、
歩いていける場所に、マックもスタバもサブウェイもあります。
こちらも不自由することはありません。
今ではもう、日本にいるのと何ら変わらずです。
居酒屋がおしゃれなアイリッシュパブってなぐらいです。
フィリピンのほうがいろんな意味でカルチャーの刺激をがんがん受けていた気がします。
野良犬の多さ、走る車、屋台で売っているもの、どれもが私にとっては刺激的でした。
ヨーロッパは日本とそんなに変わらない気もしますが、写真を撮るどれもがみーんな絵になるような、インスタ映えするような、そんな空間に憧れる人にはたまらないですかね。
夕方↓
オシャレカフェ↓
住宅街はこんな感じ↓
次は気になる料金について包み隠さず、どどん!と、ご紹介します。
③費用について
さて、気になる費用について。
もう包み隠さず。乗っけます。が、私は本当に余裕がないので、フィリピンもアイルランドも、すべて切り詰めての金額です。
いわゆる「良い暮らし」を求めるならば、もっとお金がないとダメだと思ってください。
きっと、他の留学生の皆さんはもっと払っているかと思います。。。おそらく。
しかし、頑張れば、これくらいで行けるんだよーという目安にしていただければと思います。
そして、再度、基本情報も載せておきます。見比べてください。ちなみに、いわゆる交際費・観光費は抜いてあります。
ともよのフィリピン留学基本
期間:4週間 2015年8月3日~2015年8月29日
授業時間:1日8時間 週5日 週40時間 計160時間
滞在先:学校の寮(3食付)
場所:イロイロ島←首都マニラから飛行機で1時間15分
合計 約20万円
内訳
学費・寮費・食費1日3食込 約12万円
航空券 日本→フィリピン→シンガポール 約7万円(←エージェントに依頼)
ともよのアイルランド留学
期間:12週間 2018年3月11日~6月1日
授業時間:1日4時間 週4日 週16時間 計192時間
滞在先:ホームステイ&ルームレンタル
場所:ブレイ←首都ダブリンからバスで40分
合計 約50万円
内訳
学費 約25万円
滞在費 3週間ホームステイ(3食込み) 約7万円
2か月ルームレンタル 約6万円
食費2か月分 約2万円
航空券往復 約9万円(←激安 自分で手配)
我ながら、比べどころ満載の2つの留学だと思っています。笑
・4週間と12週間なのに、合計の授業時間は32時間しか違わない。
・時間から1時間あたりの授業料を割り出してみましたが、授業料は倍ぐらい違う。
・一番大きい差は滞在費。
・自炊すればアイルランドでも食費はそんなにかからない。
ということで、費用がネックの皆さんの何か参考になればと思います。
これに、保険料を入れて、留学費全体の目安が完成ですかね。
④こんな人にはこちらの国を!オススメまとめ
最後に、私なりにこんな人におすすめ!というのをまとめてみました。
フィリピン留学
・とにかく何が何でも安く留学に行きたい
・自分のペースに合わせて授業をしたい
・アメリカ英語を学びたい
・個別でじっくり分からないところも分かるところまで教えて欲しい
・生活環境にこだわりなし
・人見知りで一人で留学に行くのに不安
・寒いのが大嫌い暑いところが好き
・時は金なり!短期集中、一気に英語を学びたい
アイルランド留学
・いろんな国籍の友達が欲しい
・いろんな国の文化に触れたい
・イギリス英語を学びたい
・英語が話せなくてもノリと勢いでコミュニケーションできるくらいの気合アリ
・ある程度の生活水準の場所じゃないと過ごせない
・インスタ映え重視
・天気が悪くても元気でいられる、割と寒いのも得意
こんな感じですかね??
最後に、じゃあ、どちらが英語、できるようになるの?
という質問を受けたのですが・・・・
その答えは「どちらも自分次第」としか言えません。
しかしながら、「自分次第」の中身はちょっとちがっているかな、とは思います。
フィリピンの場合、ある程度の「時間」は確保されています。
なので、何が自分次第かというと「授業の内容をどう組むか」ということが重要です。これに失敗すると無駄な留学になります。
どの先生に、どんな内容を教えて欲しいのか、留学後どうしたいのか、何をじっくりやりたいのか、常にリクエストしたり、授業内容を自分のペースにもってこれたら、とてもいい留学になるはずです。
それができずにいると、失敗します。日本ほど、先生たちは面倒を見てくれません。
全く英語が話せず、海外のこともほとんど知らずに行った私は、日本の教育との違いに戸惑い、あわあわしているうちに4週間が過ぎました。
まさに、失敗したんですねー。自分で自分の授業を組む力が、成功する留学のカギです。
それを知った今なら、私はフィリピンでもっといい留学ができる気がします。
(あぁ、この後行きたい、フィリピンに。)
さて、アイルランド留学の「自分次第」それは、「英語に触れる時間の確保」です。
授業は1日4時間しかありません。まず、授業を復習する時間をつくるのか、はたまた遊びに行くのか、それはもう、自分次第になります。
もちろん、外に出て会話をする時間も大切なので、こちらもバランスですが、
1日4時間の内容をいかに復習して自分のものとして使えるか、「自分次第」ってことなのです。
それから、フィリピン留学ならば、個別なのでじっくり質問することができますし、嫌でも1日8時間は英語に触れます。
が、こちらはそうはいきません。集団の授業の中でいかに話すか、また、授業外でいかに話す場面を自分でつくれるか、日本人以外の友達をつくってコミュニケーションをとるか、それが大切です。
時間が確保されていない分、下手すると、授業の時間以外、じっと部屋で引きこもりっきり!なんてことにもなりかねません。
さて、いかがでしたでしょうか。
どこかの、だれかの参考になれば!と思って書きあげました!
が、一番は自分の希望をプロのエージェントさんに話してみるのがいいかと思います。
フィリピンでも、とてもキレイな寮のある場所もありますし、アイルランドでも、もっと1日の授業数を増やすこともできます。
あくまでも、私の場合ですので、たくさんのスタイルがある中の1つとして参考にしていただければと思います。
これがすべてではないですからネ。
本当はここにカウンセリング希望の方、申し込みできますよ~みたいなのを入れたいのですが、
どうやるかわからないので、笑
皆さん、どこかのページからカウンセリングだけでも申し込んでみたらいいかな、と、思います。
まだ行くって確定していなくても、全然大丈夫だと思いますよ~!
ではでは、本日も長々とお読みいただきまして、ありがとうございました。
今日はとっても暖かいので、みんなうきうき!学校前の芝生で遊んでいました。笑