QcueZの留学カウンセラーです!
デンマークというと何を想像しますか?デンマーク留学に行かれたMinaさんがデンマークについて、ご自身の感じたいい所と悪い所をシェアしてくれました!デンマークへこれから行かれる予定のある方は、ぜひチェックしてください!!!!!
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Hi!今日もデンマークからブログを更新していきます、Minaです!
デンマークでの留学生活も1か月を過ぎ、夏に来て秋、冬に突入しつつある空気を感じて「もうこんなに経つのか~」とちょっと感慨深いです。5か月なんてすぐすぎちゃうんだろうなぁ。
そういえばTwitterで「デンマークでの生活はどうですか?」みたいな質問をいただきまして、「デンマーク留学の概観みたいなこと書いてないなあ」と思ったので今日は少し大きいテーマで、デンマーク留学生活のいいところと悪いところを書いてみようと思います。
(あくまでも主観です)
いいところ
1.クレジットカードがどこでも使えて便利
「え!一番目がそれかよ」って声が聞こえてきそうですが、お金を持ち歩かないでいいことによるメリットって結構大きいです。
まず安全だし、両替による手数料を取られる必要もありません。デンマークでは電車の切符を買うにもクレジットカードが使えます。スーパーでの支払いでも、カード払いが主流。
中には「クレジットカードとか仕組みがよくわからなくて怖いし、現金のほうが目に見えるからいい」という方もいらっしゃるかと思いますが、正直その考えは少し古いかもしれません。現金はもしもすられてしまったらそれまで。
それに対してクレジットカードであれば暗証番号がわからなければ特に高価な買い物はできませんし、先にカード会社に問い合わせて不正使用を止めてもらうことができます。
また家計簿アプリと連携すればいつどこで、日本円換算でいくら使ったかがわかるようになるので使い過ぎを防止できます。特に外国ではコインの計算がややこしかったりして会計で手間取ってしまうこともあると思いますが、クレジットカードを使えばそのような心配もいらないので大変便利です。
2.英語が英語が話せれば生きていける
母語であるデンマーク語が話せなくても、デンマーク人(特に若い世代の人々)は英語を流ちょうに話せるので、困ったときには英語で助けを求めることができます。
私もデンマーク語は全くと言っていいほどわかりませんが、道がわからなかったときなど周りの人に英語で道を聞いて目的地にたどり着いたりできたので英語さえ喋れればこの国で生きていけるというのは事実だと思います。
同じヨーロッパ圏の国でも全然英語が通じなかったりなまりがひどい国もあるのに対して、デンマーク人の英語は大変流ちょうでクリアなので日本人には聞き取りやすいと思います。
3.治安よくて人が優しい
もちろんデンマークならどこでも治安がいいというわけではないのですが、特に「治安が悪いなあ」とか「怖い思いをした」という経験もとりあえずのところなく(運が良かっただけかもしれませんが)周りの友達からも、怖い目にあったという情報は特に聞いていないのでやはり比較的デンマークは治安が良いと感じます。
また、こちらも肌感になってしまいますがいい人が多いように感じます。私が今まで出会ったデンマーク人は優しい人4割、他人に無関心な人(いい意味です)6割、わるい人0割という感じです。無関心と書いたのは悪い意味ではなく、ただ本当に他人に干渉しない人が多いという意味です。助けを求めれば助けてくれるけど、こちらがアクションを起こさなければ特に向こうから何かしてくれる、ということがないという感じです。
デンマークには移民やアジア系、中東系の人も多く住んでいるのでデンマーク人にデンマーク語で話しかけられて、「英語しか話せません、ごめんなさい」ということも多いくらい。それくらい、アジア系の顔をしてても普通なんです。「君は外国人だよね、何か助けがいるかい?」といわれることがないので、人によっては不親切だと感じる人もいるかと思います。しかし私は”人種が違うからといって海外で特別扱いされない”って素晴らしいことだと思います。デンマーク社会の平等精神を感じます。
わるいところ
1.英語表記がなさすぎる
いいところに「英語が話せれば生きていける」と書きましたが、そうはいっても“読むこと・聞くこと” となると話は別です。
基本的に道路標識やスーパーでの値札、カフェのメニューなどは英語での記載はないのが普通です。
また、電車のアナウンスもデンマーク語だけのところが多く、日本語・英語・中国語・韓国語での車内放送がよく聞かれる日本って素晴らしいなと気づかされたほどです。
自発的なコミュニケーションは英語ですればいいものの、日常生活でデンマーク語を読むことを避けて通るのは不可能です。これに関しては意外とストレスが溜まりますし、重要な文書が手紙でデンマーク語で届いたりするのは不親切だなと思うこともあります。
デンマーク語を話せるレベルとまではいかずとも、最低限の日常的に使うような単語を覚えてから来たほうがよかったと後悔しています。デンマーク留学を考えている人には、「英語だけで何不自由なく生活できる」という幻想を捨てて地道にデンマーク語学習をすることをお勧めします。
2.天気があまりよくない
さすがは北欧、お天気がなかなか悪いです。夏はまだよかったのですが、9月に入るといきなり寒くなってきて、どんよりと曇った日が続くこともしょっちゅうです。
たかが天気、されど天気。天気が悪いと「出かけるのやめよ」「はあ、また雨か」と気が沈んだり引きこもりになってしまう可能性も増大するので注意が必要です。
私も天気に関してはあまり事前に調べてこなかったのですが、ウインドブレーカーなどを持ってこればよかったと少し後悔しています。天気に関してもしっかり調査して、なるべく気候のいいところを選んだりその地域の天気にあった服などを持ってくるように工夫が必要だと思います。
また、天気によって体調を崩してしまう人もいると思います。わたしも天気が悪いと頭が痛くなるタイプの人間なので、お薬やカイロなどを忘れずに持ってくるのが大切だと思います。
3.物価が比較的高い
最後に物価に関して。消費税の高さで有名な北欧ですが、やはり実際高いです。日本の物価が安く感じられるほど。
スーパーなどで買い物をするにしても、なかなか”お一人様用”の食材がなく、大量でお高目なお肉やお野菜が多いように感じます。
カフェでコーヒーを飲むとだいたい500~600円かかるので、日本のちょっといいカフェでコーヒーを飲むのと変わらないくらいです。日本であまり外食もせず節約生活をしてきた私にとってはやはり高めに感じられます。その分1つが大きかったり、質が良かったりするのでまあこんなもんか、とは思えるのですが…。
特筆しておきたいのは電車代!なかなかに高いので毎日通学に電車を使うことを考えている人などは日本の感覚で電車を使っていると結構なお金がかかってしまうと思うので、しっかり考えるようにしましょう。私はダウンタウンまで電車で一駅、2~3分の距離なのですが、それでも約260円かかってしまうのでなるべく自転車を使うようにしています(ちなみにこの値段は交通系ICのディスカウントを使っての値段なので、普通に切符を買うと倍近くかかってしまいます)。
以上、私が思うデンマークで留学生活をするにあたってのいいところ・わるいところでした!
最後にもう一度まとめると、デンマーク留学生活のいいところは①クレジットカードがどこでも使えて便利②英語が話せれば生きていける③治安が良くて人が優しい。わるいところは①英語表記がなさすぎる②天気があまり良くない③物価が比較的高い。でした!
やっぱり物事にはいい面と悪い面が両方あるのでしっかりと考えて留学先を選んだり、覚悟と準備をしっかりしてくることが大切だと思います。
これを読んでくださった方のデンマーク留学が実りあるものになりますように。
それでは、最後までお付き合いありがとうございました!