QcueZの留学カウンセラーです!
カナダ留学に行かれたかみさんが、トロントからメガバスという長距離バスを利用した時の体験をシェアしてくれました!!!ぜひチェックしてください!!!!!
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かみです~
まだまだ月半ば。
すでにピザを3回も食べ、留学すると太る理由を日々実感しています。
だってピザにケチャップかけてるのよ…
トーストにフライドポテトを乗せてケチャマヨたっぷりで食べてるのよ…
ただ<>ものすごく危機感をもって過ごしているので、むしろ日本にいるときよりもストレッチや軽い運動をするようになったおかげか、すこし足のむくみが解消されてきました。
こころなしか腹筋もついてきたような気がします。
留学に行く前、決心したのです。
絶対に体型は維持して帰ってこようと。
がんばります。
それでは本題、今日はMEGABUSについて。
メガバスというのは単純に会社名で、ええと、本社はアメリカなのかしら。たぶん。
なんと最安値1ドルというのが売りです。
とはいえこの1ドル席は1便につき1席しか用意されないので、ずーっとHPの最新便の売出し状況をチェックしていないと入手はできないみたいですね。
ただし見つけられたらとてもラッキー。
1ドルなら結局キャンセルしてもたいした損額にはならないので、もう日付なんて確認せずに見つけた瞬間に買っちゃうくらいの勢いでもよいかもしれません。
さて、わたしは今回トロント⇒モントリオールへの移動でメガバスを利用しました。
トロントからモントリオールへの移動手段は
・飛行機
・電車(VIA鉄道)
・バス
の3つ。値段も大体この順番の通り。
所要時間は
・飛行機:約1時間半
・鉄道 :約5~7時間前後
・バス :約6時間前後
メガバスは1日に何便か発車しており、トロント – モントリオール間は昼間の便もあれば夜行便もあります。
そうなれば安い&寝ている間に着く夜行バスが一番いいよね。
というわけで初一人海外・初留学ながら乗ってみました、海外の深夜バス!
トロント市内のメガバスの乗車地は、ダンダスという駅が一番近いです。
トロントの空港から電車でぴゃっと行けます。
空港に併設されているバスターミナル(?)のC8に到着するバスをつかまえれば大丈夫。
せっかくなのでぶらり途中下車の旅を慣行しました。
Queen’s Parkというひろーい公園をのんびりお散歩。
ものすごく寒かったので、ベンチに座ってサンドイッチを頬張って…というようなおしゃれなことは無理でしたが。
じつはこの公園、リスがたくさんいるんです~
というかトロントでは大きな木が並んでいればほぼ確実にリスを見つけられます。
さらにQueen’s Parkの周辺にはトロント大学やオンタリオ州議事堂などがあり、観光にはぴったり。
このQueen’s Parkを抜けて、bay street(大通り)をまっすぐ南下していくとダンダス駅付近に到着します。
ダンダス駅のまわりは繁華街というか、なんていうのかな、商店街じゃなくて…とりあえずお店も人もたくさんです。
なにがいいたいかというと、こう、危険な場所ではないですよ~という。
人気が少ないとか、ガラが悪いとか、そういう雰囲気は一切ないエリアです。
乗車時間は21時。
15分前には集まるように、ということでしたが重いスーツケースをひいて夜の街をうろうろしたくなかったので、夕食後19時過ぎ頃にはもうバスターミナルにむかいました。
バスターミナルは建物の1階部分を広々と使っていて、奥のドアを出るとバスの停車場につながっています。
内装はとっても綺麗。
(写真は忘れました)
中央に向い合わせのベンチが何列かあり、左右はそれぞれチケット窓口と売店スペース。
窓口の上の電光掲示板に便名と時間、停車する場所の番号が表示されます。
映画館の掲示板をイメージしてもらえればわかりやすいかなと。
窓口はメガバスと、もうひとつ、グレイハウンド社のものと2種類あり、お目当てのところに並んでチケットを買います。
わたしは事前にネット予約をしていたため、とくに並ぶこともなくベンチで大人しくしていました。
わたしはこのときとても眠くて…、飛行機の時差ボケも若干ありましたし、もう単純に疲れていて。
出発前にあれだけ「慣れない海外!警戒心!警戒心!」と気合いを入れたにも関わらず、根がほんとうに楽天的なのでしょうが、バス出発までの1時間半ほどぐっすり眠ってしまいました。
リュックは抱えていましたがスーツケース+バッグは隣にぽんと置いたまま。
はっと目覚めたときはさすがにヒヤリとしました。
気持ちよく寝ておいて今さらですが…。
それなりに人はいましたが、荷物はすべて無事。
ただしこれを「カナダってやっぱり治安がいいのね!」と思わず、以後、しっかりと警戒心をもって過ごそうと思います。
気をつけます…。
鮮やかなブルーの車体が目印。
明るいところで撮れればよかったのですが、夜行だったもので…
乗車のときにはスマホの画面を見せればオーケー。
これ、ネットで予約をすると「控えをコピーしておいてください」と出てくるのですが無視しました。
このご時世スマホで大丈夫だろうと。
日本のバスもスマホの画面ひとつで載れるのだから、同じ空の下、問題ないだろうと。
大丈夫でした。
やはり控えはわざわざコピーする必要はないようです。
ただ不安な方は万が一を考えて印刷しておいてもまったく困ることはないので、そのほうがいいかもしれません。
それにしても寝て起きたら到着しているなんて便利。
どこでもドア。
値段以外でバスを選ぶ理由としては、荷物を預けられるというのがわりと大きいんですよね。
とくに留学となると重いスーツケースを引きずっているわけで、鉄道や新幹線だと自分の手元にずっと荷物をおいておかなくてはなりません。
スーツケースにキャスター止めがついていれば楽なのでしょうけど、わたしはとにかく軽量重視でスーツケースを選んだのでストッパーがついていないのです。
あとは、わたしは腕力がないので重いボストンバッグなんかを荷棚にあげられない。
あげられたとしても降ろせないし、かといっていちいち見ず知らずの方に手伝ってもらうのも申し訳なくて、重いものをいっしょくたに預けられるバスが一番気が楽なのです。
バスならWi-Fiもコンセントもありますし。
ちなみにわたしのスーツケースはこちら。
sifflerのゼログラちゃん。
安いし軽いし、しかもグリップがやわらかい。
おすすめです~
さて、メガバスは2階建てになっています。
チケット予約の際に自分で座席を選べるようになっていて、席によって値段が違うのは日本の格安バスと一緒。
ちなみに差額は500円前後…、たぶん大体その程度。
わたしは2階席の前から2列め。
内装は、いわゆる修学旅行バスというのか、ああいう雰囲気です。
日本の夜行バスと違うのは空いていること。
日本だとほとんど満席ですが、こちらはむしろガラガラ。
隣が空席なので広々とスペースを使えてラッキーでした。
あとは女性客がわりと多めかな。
決定的に違うのは、日本では基本的に消灯時間が決まっていて、注意点も含めたアナウンスが入ります。
今から電気消しますよ~、リクライニングのやり方はこうですよ~、お連れの方とお話しないでくださいね~、などをつらつらと。
一方カナダのアナウンスは最低限のみ。
何時にどこどこに着きます、以上。
そして女性同士の連れが(小声ではあるものの)わりと喋りつづける。
しかも音楽が(小さい音ではあるものの)なぜかイヤホンなしで流れてくる。
気になる方は耳栓があるといいかもしれません。
わたしは気にならないので熟睡しました。
これは出発直前、バスの窓から見下ろしたトロントの無印良品。
かなり人気でした。
ちなみにこの建物の下の階にマクドナルドも入っています。
ここはトロントでは有名なショッピングエリアで、薬局や雑貨屋さんもあれば、向かい側には大きな電気屋さんも。
メガバスの最寄りでもあるダンダス駅、なかなか楽しいところです。
こうして問題なく待ち時間、乗車、そして降車を終え、無事にモントリオールに到着。
やっとモントリオール。
ここがモントリオール!
意気揚々と外へ出たところまではいいのですが、このとき時刻は午前3時半頃。
暗いし、寒いし、当然ですが方向方角もさっぱりわからない。
東京の夜とは違い、お店は閉まっているし、人も歩いていない。
大通りでしたがこの時間では車もほとんど通らない。
とりあえずここから一番近い地下鉄に載り、午前9時にはホストファミリーの家に到着する約束でした。
しかし始発までの時間をどうするか、そういえば考えるのを忘れていた…
困ったついでにもうひとつ。
わたしは今、SIMなしWi-Fi生活をしています。
これについては後日べつの機会に触れますが、つまりどういうことかというと、このときは当然ですがスマホがネットにつながらない状態でした。
周りになにがあるのか検索できない。
まず思いついたのは、トロントにあったようなバスターミナルがモントリオールにもあるのでは?ということ。
結論から書くとありました。
が、午前6時からでした。
どうしよう?
うろうろするのは怖かったので(道のむこうにホームレスの方も見えたので)、とりあえずバスターミナルの前のベンチに座り、なんとなくスマホを見てみると…
どこかのフリーWi-Fiを拾えている。
メガバスのものではなかったのでどこのものかわかりませんでしたが、これ幸いと慌てて周囲の24時間営業の施設を検索。
どうやら歩いて数分の距離にあるようです。
そのときの現在地はBonaventureというメトロの駅。
徒歩数分でモントリオール中央駅に行ける距離なのですが、そこに24時間営業のカフェとマックがあるのだそう。
危うく深夜の海外に放り出されて途方に暮れるところでした。
みなさんがわたしと同じハメに陥らないよう地図ごと載せておきますね。
ここです。
このモントリオール中央駅にむかえば大丈夫。
わたしは手前のTim Hortonsに入りました。
このときの店員さんがフランス語オンリーの方で、それなのにメニューはカウンターになく壁に貼ってあるのみという(要するに指差しジェスチャーも役に立たない)、わりと難易度の高い状態でしたが…。
無事にドーナツとオレンジジュースをゲット。
あとで知りましたが、どうやらカナダで一番有名なドーナッツチェーン店なのだそうです。
フランス語は英語以上にちんぷんかんぷんだったものの、フランス語圏に来たんだなぁというかんじがして、むしろ良いモントリオールとの出会いでした。
長々と書いてしまいましたが、メガバスのコツはふたつ。
・チケットは早めに予約しておくこと
・到着時間と周辺の地図を絶対に事前に確認しておくこと
トロントとモントリオールはそれぞれ違う魅力を備えた街です。
カナダの東のほうに来るときは、ぜひぜひ両方の街を堪能してください~