イタリアの大学の授業とテストって。。。

QcueZの留学カウンセラーです!
海外の大学ってどんな感じなのか?実態を知りたい方はぜひこちらのページをチェック!!!!
イタリア留学に行かれたKonohaさんがイタリアの大学の様子についてシェアしてくれています!気になっている方は読んでくださいね!

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こんにちは、最近大学のプロジェクトや期末試験が重なりヘロヘロになっていましたKonohaです!笑

ということで、今日はイタリアの大学の授業形態や試験についてお話しします。

まず、一言でいうと日本の大学と全然違う!!

①授業形態(時間、様子)

②長期休暇(夏休み、冬休みなど)

③試験、課題(単位をとるために必要な事項)

の三本立てで紹介します✨

 

①授業形態

これは学部や授業によって様々ですが、まずは私の通っているローマ大学(Sapienza Universita di Roma)の政治・社会コミュニケーション学部(Scienze Politiche. Sociologia e Communicazione)について紹介します。

現在私は上記の学部でMaster Course(大学院)の授業を受けています。全部英語です。

9月からの学期で受けていた授業は3つ。+(イタリア語の授業1つ)

・Globalization History: グローバリゼーションの歴史。近代史と植民地時代の各国の動向が中心。

・Comparative Politics: デモクラシー(民主主義)のパターン化と各国の比較。

・European Union Law and Human Rights: EUの法律に沿って今までに可決された事案や議会の動きを知る。

え、少ない?そんなことないんです。

というのも各授業、1授業3時間×週に2回(つまり週6時間)あるからです 😯

つまりこの3つの授業だけで週18時間もあります。ちなみにイタリア語の授業も2時間×週2であったので合計22時間も授業ありました。。。

ちなみに私が日本の大学で2年生春学期に取った授業は週に1.5時間×11個で計16.5時間でした。

と言っても3時間ぶっ続けで授業を行っていたわけではなく、間に休憩時間があります。長さは教授によって様々ですが15-30分くらいで、皆一斉に教室の外に出ていきます。そりゃもうすんごい勢いで。イタリア人は日光を浴びたがりですから笑

休憩時間はトイレに行ったりカフェ(イタリアのコーヒー)飲んだり煙草吸ったりしながらおしゃべり。各々のリラックスタイムを過ごします。

雑談が盛り上がりすぎて教授が授業再開してもしばらく帰ってこない生徒もちらほら、、、

 

授業の進行は日本と同じように教授がスライドを使いながら講義し、質問があれば挙手して議論、時にプレゼンテーションやグループディスカッションを行う、といった感じです。

 

 

②長期休暇

夏休み!冬休み!Vacanze!!

授業期間が9月末~12月3週目、2月末~6月頭。テスト期間が1、2月と6,7月。

なので冬休みは12月末~1月初旬(クリスマス休暇)、夏休みは7月末~9月です。

見たらわかると思うんですが、テスト期間が長い!!ひえええええええ 😈

クリスマス休暇が終わったらすぐ勉強始めなければいけないのでキツい。日本と違って授業はもうないんですけどね✨

そして春休みがない、、、イースターだけ、、、

ちなみに旅行大好きな私はクリスマス休暇に一時帰国しない代わりに、スペイン、オーストリア、ハンガリー、チェコを回る2週間に及ぶ旅行に行ってきました!これについては後日書きたいと思っています。

 

③試験、課題

昨日試験を終えたばかりで記憶に新しい情報!

まず一つの授業で何単位取れるのか。

私がとっていた3つの授業は全て9単位でした。お、落とせない、、、

友達が取っている他の学部の授業も6単位などで、とにかく比重が重い!

テスト期間のプレッシャーはえげつないです。

 

課題の有無は授業によりますが、レポートやグループプロジェクト、プレゼンなどで、日本と似ています。

ただ違うのが、レポートなどの成績を教授がオンラインに載せるところ。

やめてほしいですね、、、成績がさらされるのは慣れません。

 

そして試験。これは日本と全く違います。

日本はほとんどが筆記試験ですよね。イタリアは口頭試験が中心なんです。

他のヨーロッパ諸国やアジア各国から来ている友達に聞いても口頭試験はみんな初めて!

唯一慣れてると言っていたのはベトナムの子だけでした。珍しい~

冬休みが明けたらみんな大学のラウンジや図書館で勉強しています。大学受験を思い出すほど1日中猛勉強している子もちらほらいてこっちが焦るほどです。

そもそも口頭試験とは何なのか?

→教授に指定された時間に指定された部屋の前に行き、順番で呼ばれたら室内に入り教授とマンツーマンになってその場で聞かれる2,3個の質問に答え、教授と議論する、というものです。

めちゃめちゃ緊張するし全体を勉強してないと質問に答えられないし、いつ呼ばれるか分からないし、、、心臓に悪いです。

先日私も初めての口頭試験を受けに行ったのですが、14:30集合で終わったのは19:30でした。衝撃的なことに順番が最後でした :mrgreen:

私は待ちくたびれていたし教授も4時間半に及ぶ試験に疲れていたのでお互い苦笑いで対面しました。笑笑

試験が終わるとその場で教授がスコアを書いた紙をくれます。その場で

成績が出るのを待つ必要がないのはいいんだか悪いんだか、、、

 

というかんじです。

 

長くなってしまいましたが今回はイタリアの大学の授業、休み、試験について紹介しました!

読んでいただきありがとうございます。

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